小学校の水筒は、450ml~600mlがおすすめ。このサイズを一つ買っておけば、3年生まで使えます。
この記事では、お子さんに持たせる水筒の大きさで悩んでいる人向けに、実際の我が家の事例を紹介しながら分かりやすく解説します。
- 水筒は必要?いつ使う?
- 我が子に合った水筒の選び方
- 入学準備におすすめの水筒
小学校で水筒は必要?いつ使う?
現在では、「熱中症対策」や「水道代の削減」の観点から、「水筒の持参がOK」な小学校が増えています。
実際、私の娘が通う公立小学校でも、水筒の持参はOK。夏場や運動会練習の前には「沢山のお茶が入った水筒を必ず持たせてください」というお知らせが来ます。
- 水筒をまとめて置くカゴがある(学校によって違う)
- 休み時間なら、いつでも飲んでいい
- クラスのほぼ全員が毎日持参している
毎日麦茶をつくって、学校に持って行ってます
水筒を持っていくことで、「自分のお茶が飲める」「他人が口をつけた蛇口の水を飲まない」ので、親としてもありがたいですね。
水筒を持っていくのは、現在では普通のこと。ですが、本当に持っていって大丈夫なのか不安な保護者さんは、ご近所さんやクラスの保護者さん、担任の先生に確認してみてくださいね。
お子さんに合った水筒の選び方
低学年におすすめなのは450ml~600mlですが、どの大きさにするか迷いますよね。
お子さんにピッタリの水筒を選ぶときに、考慮したいのが以下の3つ。
- 通学時間が長いか
- 学童に通っているか
- お茶を飲むタイプかどうか
通学時間は長い?
通学に20分以上かかる場合、まずは450mlの水筒がおすすめです。
小学1年生が、重いランドセル+600mlの水筒 を持って20分の距離を歩くのは、想像以上に大変です。
夏場には大きめの水筒が必要になりますが、入学直後は450mlサイズから始めましょう。
夏場になって450mlで足りなかったら、新しく600~800mlの水筒を買い足せばOK。それまで使っていた450mlの水筒は、冬に活躍しますよ。
学童に通っている?
お子さんが学童に行く場合、朝8時~夕方5時頃までの水分補給を一つの水筒に任せることになります。
450mlでは少し足りないかもしれません。
実際、娘の友達で学童に行っている子たちは「600ml以上の水筒」を持っています。
学童に行くなら、最初から大きめサイズを用意しておくと安心です。
お子さんがお茶をよく飲むタイプ?
保育園や幼稚園時代、お子さんはよくお茶を飲んでいましたか?
お茶を沢山飲む子に450mlの水筒では少ない可能性も。小学校入学直後の1週間は、午前中で授業が終了する学校もありますので、450mlの水筒でも大丈夫かもしれません。しかしゴールデンウィーク前後からは気温も上がり、450mlでは物足りなくなります。
通学時間が20分以上、学童に通っていなくても、お茶を沢山飲む子なら600mlの水筒をおすすめします。
お茶を全く飲まない子は、450mlからでも十分です。
娘はお茶を全く飲まないタイプでした。
600mlの水筒にたっぷりお茶を入れてしまい、「重たい…」とうんざりしていました。
夏には600mlで空にすることもありましたが、入学直後は450mlにすれば良かったと反省しています。
夏は600~800mlの水筒があると安心
梅雨明け直後~10月頃(秋の運動会)までは、600ml~800mlの水筒を用意しましょう。
小学校低学年の子は、600mlくらいが持ち運べるサイズです。
娘はお茶をあまり飲まないタイプでしたが、夏には600mlの水筒を空にして帰ってきました。
- 学童に通っている
- 帰宅までにかかる時間が長い
- 運動が好き
夏の水筒は、お子さんにとって大事な命綱です。
外にいる時間が長い子は、できれば大きめの水筒を用意してあげましょう。
帰宅までにかかる時間が長い=通学時間が長い、と同じです。入学時は「重たいから」という理由で450mlの水筒をおすすめしましたが、夏は逆に600~800mlをおすすめします。お子さんは、一番暑い時間帯に、疲れた体で、歩いています。長い道のりを歩いている途中、のどが渇いても水筒が空だったら…。
熱中症を防ぐためにも、余裕を持って大きな水筒を用意してください。
水筒は大小2個用意すると親子で楽
水筒は、大小2個用意すると、親子のストレスが減ります。
- サイズの違う水筒で、夏と冬に使い分ける
- 学校に水筒を忘れても、予備があれば安心
夏と冬で使い分けられる
大きさの違う水筒を準備しておけば、「たっぷり飲みたい夏は600ml」「少しの量でいい冬は450ml」 と使い分けられます。
最初に600mlの水筒を用意していたけど、冬にはほとんど飲まなかった。
600mlの水筒自体が大きくて重たい。コップにお茶を注ぐとき、水筒が大きすぎて大変。
そこで470mlの水筒を買いました。
大は小を兼ねる…と思って最初に600mlの水筒を買っていましたが、注ぐのが大変というデメリットがありました。
そこで470mlの水筒を買ったところ、筒が細くて小さな子供でも温かいお茶をコップに注ぎやすかったです。あまりお茶を飲まない冬場に最適でした。
また、これをきっかけに予備の水筒ができたので、親子のストレスからも解放されました↓
学校に水筒を忘れても、予備があれば安心
小学2年生まで、何回か学校に水筒を忘れてきました。そして気付いた時には夜の7時。学校は当然閉まっています。
暑いし、お茶が無いと困るよね。仕方ないから明日はペットボトルを持って行って。水筒は飲んだらだめだよ。
ペットボトル自体が先生によっては許可されてない場合もあります。このときは、麦茶のペットボトルをコンビニで買いました。
学校に水筒を忘れても、予備の水筒があれば安心です。
今日はこの大きい水筒を持って行ってね。学校に忘れた水筒は雑菌が繁殖してるから、絶対に飲んじゃダメだよ。どちらの水筒も今日は必ず持って帰ってきてね
と、カバーできます。親も「明日は水筒無いよ、お茶が飲みたくても我慢してね」って言わなくていいんです。
我が家は体操服やお箸でも+αの予備を用意しています。これでストレスが減りました。
水筒って1つ2,000円以上はするので、なかなか2つ目を買うのは…って思われるかもしれません。
2,000円~で2年間も親子のストレスを軽減してくれたので、私は、予備を用意して良かったです。
娘の友達も1年生の時に公園に水筒を置き忘れて数日間見つからず、新しい水筒を買いに行った…ということがありました。水筒の置き忘れは誰にでも起こる話です。慌てる前に、予備の水筒をご検討してみてはいかがでしょうか。
入学準備におすすめの水筒は?
今までの実体験を踏まえて、我が家で使っている水筒をご紹介いたします。
600ml 一年中使えるメインの水筒
大きめの水筒です。幅が広いのでランドセルに入れるのには、向いていません。
肩に掛けると、転倒した時に腹部にけがをするおそれがありますので、手持ちがおすすめです。
春~秋の運動会までこれ1本で大活躍でした。
デザインは他にもありますのでリンク先でチェックしてみてください。同じサーモスから800mlの2WAYの水筒も出ています。
800ml 【夏用】学童・20分以上の帰宅時間・運動好きなお子さんに
600mlだと夏場に不安な場合は、同じサーモス社から販売されている800mlの水筒がおすすめです。
真空断熱で長時間の保冷・保温効果があります。
夏の暑い時間帯に冷たいお茶が飲めますし、帰宅しても冷たさが続いています!
カバーも付いていて、落とした時にも安心です。
450ml 【春秋冬用】2WAY(コップ・直飲み)なら温かいお茶も安心
温かいお茶が飲みたい冬。水筒から直飲みだと「やけど」をしてしまう危険があります。
飲み口(注ぎ口)をつけ替えられる2WAYタイプの水筒なら、冬はコップに注いで飲めるので安心です。
水筒自体も大きく無いので、お子さんが自分で注ぎやすいですよ。
「キャラクター物はちょっと…」という人には、ブルーノからお子さま向けの水筒が販売されています。
お子さんの学校生活が楽しくなる水筒が見つかりますように。
ここまでお読みくださりありがとうございました。少しでも参考になりましたら幸いです。
小学校入学準備 水筒の よくある疑問
- 保育園や幼稚園で使っていた水筒を小学校でも使いたいのですが…
-
4月は少し暖かいですが、そのまま使っても大丈夫。
4月下旬~5月のゴールデンウィークあたりでは、毎年気温が上がります。その時期に450ml以下の水筒だと、足りないかもしれません。
- 水筒はどうやって持っていきますか。 ランドセルに入れる? 首から下げる?
-
ランドセルに入れると水漏れする可能性がありますが、それよりも肩にかけたまま転倒したときに腹部を強打し死亡するという事例があります。
ですので、水漏れしにくい水筒をランドセルに入れるか、手提げかばんに入れたり、手持ちで水筒を持ち運ぶ方がいいでしょう。
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