学期末に持ち帰ってくるお道具箱。
新学期や新学年への準備は、早めに済ませておくと安心ですよね。
この記事では、すでに小学生のお子さんが「お道具箱を持ち帰った時のチェック項目」「始業式までに忘れずにお道具箱をチェックするコツ」をお伝えいたします。
入学のためのお道具箱の準備については、こちらの記事をご活用ください。
すぐにやること【低学年におすすめ】
- 手提げカバンからお道具箱を取り出す
- 目につきやすい場所にお道具箱を置く
- お道具箱の上に「○月○日に中身をチェックする」と付箋を貼る
お道具箱を持ち帰ってすぐ、中身のチェックができたらいいですよね。
ですが、お道具箱を持ち帰った日は、お子さんが疲れ果てて、宿題をやるので精いっぱいだったりしませんか。
我が家のように「後でチェックしよう…」という人にオススメなのがこの方法です。
①帰宅後すぐにバッグからお道具箱を取り出して、②目につきやすい場所に保管しています。
クローゼットの中にしまいこんでしまうと、長期休み中にすっかり忘れてしまう危険性があります。
お道具箱の中身チェックって、どうしても後回しにされがちで、気づいたら明日から新学期だったり。
③日付を指定した付箋を貼ることで、日時・期限を決めて後回しを防ぎ、中身のチェックし忘れを防げます。
お道具箱の中身チェックの前に
まずは親の気持ちを整えましょう。忙しい時やイライラしている時は、時間をおいてから始めます。
お道具箱の中身が足りなかったり、謎のもの・他人の物が入っていてもいきなり叱らない。
叱られることで、子どもは次は親に見つからないように隠そうと考えてしまう可能性が。
どんなものが入っていても「無くしちゃった?」「これはどうしたらいいかな?」と淡々と進めていきましょう。
お道具箱の中身のチェック項目
我が家のチェック項目はこちら。学校からも学期末にこのようなリストを配られます。
- 足りないもの・他人の物は無いか
- クレヨン、クーピーの中身は揃っているか
- のりの残量チェック
- はさみの大きさは手に合っているか
- 油性・水性ペンがかすれていないか
- 来年度使わないものはお道具箱から出す
足りないもの・他人の物は無いか
足りないものがあったら、補充しましょう。
無くした物があった場合、お子さんはいつ無くしたか忘れています。「もう!何で早く言わないの!」と叱りたい気持ちになりますが、今さら叱っても効果はないです…。
実際我が家ではそんな風に叱ったこともありました。そうすると子どもは「モノを無くしたら怒られるから、黙っていよう」と考えます。悪循環でした。
何よりモノを無くして一番困っているのは子ども自身です。
そこで、「○○が無くて、図工の時間に困ったんじゃない? 次は無くしたら、すぐ先生やお母さんに教えてね。見つからなかったら買うから」と、次に同じことが起きた場合、どうすればいいかアドバイスするように、私の対応を変えました。
すると、無くしたらすぐに報告するようになりました。
他の子のものが入っている場合
低学年のうちは、自分のお道具箱に他人の物が入っていることもよくあります。他の人の物が混ざっていないかもチェックしましょう。
他人の物が入っていたら、すぐに学校に連絡しましょう。長期休み中でも、先生は出勤している場合があります(お盆期間・年末年始期間はお休みです)。学校のお便りにも、長期期間中の応対について書いてあると思いますので、確認してくださいね。
実際我が家では、娘の赤白帽子が、隣の席の子のお道具箱の中に入っていました…。
また、娘の友達のトラブルでこんな話もありました。学校に持ってきてはいけないシールをクラスの子に取られてしまって、その子が別の子に渡し、別の子のお道具箱にそのシールが入っていた…ということも。
クレヨン・クーピーの中身は揃っているか
クレヨンやクーピーの中身が揃っているかチェックしましょう。
短くなっている物・折れている物があれば、リストに書いて購入します。
我が家では、どれを買い足すか子どもと相談して、子どもがリストを作りました
折れていても、まだ使えそうな長さの場合、買い足すかどうか相談して決めました。
折れているものは全部おうち用にしてもいいですよね。
クレヨン・クーピーは、文具売り場、ホームセンターやダイソーで1本単位でばら売りをしています。
今回の我が家のように足りないものが多い場合は、新しく購入して、今までのクーピーはお家用にしてもいいですね。
クレヨン・クレパスを綺麗にする方法を実際の画像を使いながらまとめました。
のりの残量チェック
のりの残量も忘れずにチェックしました。
- でんぷんのりーふたをあけて中身チェック
- スティックのりー実際に出してみて残量チェック
娘は箱型の「でんぷんのり」を使っているのですが、ふたを開けないと中身が確認できません。
新規購入の目安
「でんぷんのり」は図工で大量につかうこともあるので、残量が半分以下の場合に我が家は購入しています。
使いかけの「でんぷんのり」はおうちで工作する用にします。
はさみの大きさは手に合っているか
入学時に購入したハサミ。まだお子さんの手にフィットしますか?
握った時に指がきつかったり、手が痛くなったりしていないか、娘と確認しました。
娘は左利きだったので左利き用のハサミを使っていましたが、2年生の終わりごろになって「右利き用のハサミの方が使いやすい」と打ち明けられました。
「ハサミはあるし買わなくて大丈夫」と大人は思ってしまいがちですが、お子さんが今のハサミで本当に使いやすいか聞いてみてくださいね◎
油性・水性ペンがかすれていないか
ペン類がある場合、1本ずつインクが切れていないかチェックをしました。
ペン先もつぶれている可能性があるので、ペン先も確認しながら、紙に書いていきます。
ペン先がつぶれていてお子さんが書きにくそうだったり、インクがかすれていたら、新しいものを用意しましょう。
来年度に使わないものは、お道具箱から出す
余計なものが入っていたら、「これってまだ使うかな? 先生は言ってた?」と子どもに確認しましょう。
いらないものは、お道具箱から出します。
お道具箱に絶大な信頼を置いているお子さんの場合、取り出すことに抵抗があるかもしれません。
その際「もしまた必要と言われたら、持っていけばいいからね」と声かけをするとお子さんも安心ですね。
娘のクラスでは、算数セットの「おはじき」「数え棒」「図形カード」をお道具箱にいれるように言われていました。
2年生の冬休みの段階では「まだ使うかも」と入れていましたが…。
お道具箱がパンパンでした
2年生の3学期が終わったタイミングで、「おはじき」「数え棒」は3年生では使わないだろうと判断し、取り出しました。
また来年度にお道具箱の必要な中身は、先生からのおたよりが来ます。一度取り出してしまって大丈夫ですよ。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
すっきりしたお道具箱で新年度を迎えられますように。
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